山崎春美 with Fragment/歌に身を切られる
幼稚園では遅すぎる
ボロボロになった白い殺菌服
びしょびしょに濡れたブラウン管
ウチは団地じゃない
感電するプラネタリウム
雨が降ってくる
チクロの星と衝突して
あらかじめ盗まれていた不自由
歌に身を切られる(* 繰り返し)
校内放送はいつも
いつも楽しみだった 楽しみ
ヒトをヒトとも思わない
ヒトごろし
秘密のポケットにジャラジャラ
時間の死体をつまらせ
配管工を探し歩く
行く手にはいやな割れ目
オルゴールをヤクなみに
常用していた友人Aは
ミュージックを絶えず
憎んでいた
額に青白い血の気を
まるで失しながら
感情の響きは
日々の哀れを行き倒れて
(* 繰り返し)
窓があれば
まず真っ先にしめること
とじこもり
飢えること
毎日がはるかに夢のようだ
未来は
絶望的だ
(* 繰り返し)
のっぴきならない愉快な友人たちと共に
神経のバチが当たるのを待つ
ただただ単にヒステリーの「かたち」のみ
(* 繰り返し)